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騒音

より一層の自動車騒音低減に向けて

騒音は自動車の環境問題を考える際のひとつの課題です。自動車から出る騒音は大別して、エンジン、吸気系・駆動系・冷却系・排気系からの音、さらにタイヤと路面との間で発生する音などがあります。わが国の自動車騒音は加速走行騒音、定常走行騒音、および近接排気騒音で規制され、その規制値は年々強化されています。また、社会問題化したマフラーからの突出した騒音については、マフラーの騒音低減機構を容易に除去できる構造の禁止や、交換用マフラーに対する事前認証制度により、さらなる改善が図られています。こうして騒音の環境基準の達成率は向上してきていますが、まだ十分とはいえません。中央環境審議会では、より効果的な規制のあり方について、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(UN/ECE/WP29)での検討を踏まえた抜本的な見直しを進めています。平成24年4月の「今後の自動車単体騒音低減対策のあり方について(第二次答申)」では、二輪車の騒音規制を見直して国際基準であるR41-04の導入と、四輪車のタイヤ騒音の低減対策としてR117-02の導入、平成27年7月の第三次答申では、四輪車についてR51-03の導入が決定されました。R51-03は市街地走行の実態に即した新加速試験方法と、近接排気騒音の相対値規制化、これまで国内基準にはなかった圧縮排気騒音規制を導入するものであり、タイヤ騒音を規制するR117-02と併せて、騒音低減に効果が期待されます。

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