WWFC(世界燃料憲章)バイオ燃料ガイドライン案

(社)日本自動車工業会は、このたび米国自工会(AAM)、欧州自工会(ACEA)および米国エンジン工業会(EMA)と共同でWWFCバイオ燃料ガイドラインを発行した。
バイオ燃料は、地球温暖化対策の一環として、また、自動車用燃料の多様化を目的として世界的に利・活用が進められており、自動車業界もバイオ燃料の利・活用に賛同し、自動車の対応を進めている。バイオ燃料の利・活用として、一般にバイオエタノールをガソリンに混合したり、各種油脂を脂肪酸メチルエステル化して軽油に混合使用されるが、自動車の燃料系統や排出ガスへの悪影響を防止するためには、バイオ燃料の品質確保が必要である。そこで、日米欧の自動車業界として自動車製造者の立場から、望ましいバイオ燃料品質について議論を重ね、この度のバイオ燃料ガイドライン発行となった。
このガイドラインは、ガソリンに10%まで混合するためのバイオエタノール(E100)と、軽油に5%まで混合するためのFAME:脂肪酸メチルエステル(B100)の推奨規格であり、様々な市場における燃料品質が統一されることを期待する。

<バイオエタノールおよびバイオディーゼル燃料ガイドライン>

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