2019年版 日本の自動車工業
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● 交通事故発生状況の推移死者数(単位:人)負傷者数(単位:人)発生件数(単位:件)注:1.調査期間は毎年10月。 2.2018年の調査対象者は、一般道が41万人、高速道路が8万9千人。● 座席位置別シートベルト着用率単位:%運転席2009年1011121314151617200406080100一般道助手席 後部座席2009年10111213141516171818200406080100高速道路資料:警察庁、日本自動車連盟96.697.397.597.798.098.298.498.598.690.892.292.793.293.993.994.694.995.233.533.133.233.235.135.135.136.036.498.895.938.099.299.299.399.599.499.599.499.599.596.997.097.397.797.998.198.098.098.363.463.763.565.468.270.371.371.874.499.698.574.2より安全な交通社会の実現をめざして交通事故は、その原因として「人・クルマ・交通環境」の3つの要素が考えられ、これらが複合的に絡み合って起こります。日本自動車工業会では、自動車を社会に提供する自動車メーカーの立場から、これら要素が安全に作用する対策に取り組んでいます。また、安全・安心な道路交通環境整備に向けて政府・関係機関に対して要望活動を行っています。 「人」対策 : 交通安全広報・啓発活動 「交通環境」対策 : 道路交通環境整備等への提言 「クルマ」対策 : 衝突・予防安全などの車両安全装備の充実2018年中の交通事故死者数(24時間以内の死者数)は、警察庁が保有する1948年以降の統計で最小の3,532人となりました。また、交通事故発生件数および負傷者数は14年連続して減少し、発生件数は430,601件、負傷者数は525,846人となりました。シートベルトの着用は、衝突時の被害を軽減したり、車外放出の危険性を低くする等、死亡事故防止に効果があります。2008年6月の改正道路交通法施行に伴い、後部座席シートベルトの着用が義務化されましたが、その着用率は一般道路で38.0%、高速道路で74.2%であり、運転席/助手席のほぼ100%着用と比べ依然として低く、今後一層の着用率向上が課題といえます。交通安全安全対策0500,0001,000,0001,500,0002,000,00005,00010,00015,00020,0001970年197519801985199019952000200520102015発生件数(件)年負傷者数(人)死者数(人)資料:警察庁● 交通事故発生状況197019751980198519901995200020052009201020112012201320142015201620172018718,080472,938476,677552,788643,097761,794931,950934,346737,637725,924692,084665,157629,033573,842536,899499,201472,165430,601981,096622,467598,719681,346790,295922,6771,155,7071,157,113911,215896,297854,613825,392781,492711,374666,023618,853580,850525,84616,76510,7928,7609,26111,22710,6849,0736,9374,9794,9484,6914,4384,3884,1134,1173,9043,6943,53225

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