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トランスレーター選定評価・ポイント

トランスレーターの評価ポイント

UN/EDIFACTをサポートするトランスレーターは、市場に数多くあり、各企業は、その中から自社の稼働環境や運用形態に適合した製品を選択することになる。
ここでは、その製品選択の一助として、トランスレーターの一般的な評価項目を列記する。これらの項目を、各企業が自社環境に応じて取捨選択し、重み付けし、さらに自社独自の要件を加えて、製品を評価することが想定される。
一般的には機能・運用性が、重み付けの高い評価項目になるが、製品サポートや拡張性・互換性などにも、十分な留意が必要である。

  1. 機能に関する評価項目
    • マッピングツールが提供されていること
      〜 ツールがないと著しく生産性が低下するため
    • シンタックスチェックができること
    • データとして2バイトコード(日本語)が扱えること
      〜 JAMA・JAPIA標準メッセージには日本語が含まれているため
    • バッチ処理機能・オンライン処理機能の両方が提供されていること
    • アプリケーションとの連携がAPIを通して可能なこと
      〜 APIでコールできないと運用の自動化が阻害されるため
    • 各種パラメータ(受注者・発注者など)の設定が、簡単に重複なくできること
      〜 例:一つの情報種に設定したパラメータを他の情報種に流用できる
      〜 例:一連の情報を一つの画面で入力できる
    • メニューが日本語で表示されること
    • ヘッダ情報の自動作成機能が提供されていること
    • ACKの自動作成機能が提供されていること

  2. 運用性に関する評価項目
    • 独立したテスト環境が構築できること
      〜 本番運用に影響なくテストを行なうため
    • 複数同時処理ができること
      〜 複数取引先・複数情報種を一括して処理できないと運用が煩雑になるため
    • ODBC等を通してDBをトランスレーターへの入出力にできること
      〜 DBを入出力にできないとフラットファイル経由となり、構成が冗長になるため
    • 取引先ごとにマップのバージョンが設定できること
    • 処理状況がログなどで判断できること
    • 異常時にログなどで原因が特定できること
    • 自動運転機能が提供されていること
      〜 タイマー等によるジョブ・スケジュール機能
      〜 API等による他アプリケーションからの呼び出し機能

  3. 製品サポートに関する評価項目
    • トランスレーターベンダーの製品サポート体制には十分留意が必要である。専門知識の豊富なベンダーからサポートを受けることで、社内の担当者を育成する過程であっても、トランスレーターを運用していくことができる。
      • マニュアルなどが日本語で記述されていること
      • マッピングトレーニングサービス(講習会など)が提供されていること
      • UN/EDIFACTメッセージの最新バージョンがベンダーから入手可能なこと
      • ベンダーから導入サポートサービスが提供されていること
      • ベンダーから保守サービス(契約)が提供されていること

  4. 拡張性に関する評価項目
    • 将来の情報種の新設・廃止や、取引先とのEDI対象領域の拡大などに対応するための拡張性にも留意が必要である。
      • 情報種の追加・削除が任意にできること
      • 標準メッセージを必要に応じて変更できること
        〜 DMR申請中のメッセージ構造を使用するため

  5. 互換性に関する評価項目
    • マップ情報・各種パラメータのOS間互換性が確保されていること
      〜 OSをバージョンアップするときに、旧環境での資産を活用するため
      〜 例:Windows95からWindows2000へのバージョンアップ
      〜 例:複数OS上で稼動するトランスレーターに単一のマップを配布するため

 

 

 
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