自工会は本年2 月10日に、使用済み自動車リサイクル・イニシアティブ自主行動計画を策定・発表した。今号ではその概要をレポートする。
1.
近年のリサイクル・廃棄物削減等への取り組み
自工会は、環境保全のために自動車のリサイクル等に関して、すでに「環境行動指針」「環境行動計画」等を策定、積極的に取り組んできており、リサイクル率は75%と他分野に比較して高い。リサイクルへの取り組みも、自動車の開発・生産・使用及び使用済み自動車等各段階で展開され成果を上げている。
2.
各社のリサイクル取り組み事例
「使用済み自動車リサイクル・イニシアティブ自主行動計画」では、自動車製造事業者の数値目標として新型車リサイクル可能率は2002年以降90%以上、同鉛使用量は2000年末までに96年の概ね2分の1以下、2005年末までに同3分の1以下としており、また政府目標とし手関係業界全体に、使用済み車リサイクル率を2002年以降85%(埋立処分量96年の5分の3以下)を求めている。
3.
使用済み自動車リサイクル自主行動計画とは
この目標を達成するためには、自工会で策定した「リサイクル促進のための製品設計段階における事前評価のガイドライン」に基づいて、新型車のリサイクル性向上、新型車の鉛使用量削減、エアバッグの車上作動処理容易性の向上等を図っていく。また既販車・継続生産車対策としては、使用済み車の分解方法、シュレッダーダストの処理方法等々に関する技術開発と情報提供を行いリサイクル品の用途拡大にも努めていく。
4.
自動車製造事業者の取り組み事項
また関係事業者全体が取り組む目標達成のためには、自工会はリサイクル率向上に必要な基盤作り・整備への協力、及び適正処理促進・不法投棄防止のための協力も行っていく。
5.
関係者全体の取り組み事項への協力等