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No.87 自工会の国際交流の現状について

 自工会は、自動車産業の国際化、グローバリゼーションのなかで、積極的に海外の自動車関連業界との交流を行い、世界的な産業発展のために努力している。
 この号では、その内容について、最近の事例を中心にレポートする。

  1. 自工会の国際的な業界間交流の指針
  2. 各国・各地域の自動車関連団体との定期交流
  3. 国際的な基準調和に向けた取り組み
  4. 車両の安全性能に関する共同の取り組み
  5. 環境保全に関する共同の取り組み
  6. 電子情報化への取り組み
  7. 海外自動車関連産業への支援活動
  8. 二輪車産業に関する取り組み

〔主な内容〕
●自工会が定期的な会合を行っているのは、欧州ではACEA(欧州自動車製造業者協会)、SMMT(英国自動車製造販売業者協会)、CLEPA(欧州自動車部品工業会連盟)、米国ではMEMA(米国自動車部品工業会)、アジアではAAF(ASEAN自動車連盟)やKAMA(韓国自動車工業協会)、CAAM(中国自動車工業協会)などである。
●世界の自動車関連団体で構成するOICA(国際自動車工業連合会)において、自工会は独自のグローバル基準策定の分野を提案している。
●車両の安全性能については、現在「国際統一側面衝突用ダミー」を、欧州委員会、ACEA、AAM(米国自動車工業会)、米国自動車研究協議会などと共同で開発している。また歩行者保護の問題に関してもACEAと共同で取り組んでいる。
●環境保全の面では、自動車の排出ガスに大きな影響を与える燃料性状の改善について、ACEA、AAM、米国エンジン製造者協会と共同で提言を発表しており、自動車のリサイクルについても「国際自動車リサイクル・ワークショップ」をACEA、AAMと共同主催している。
●国際的な電子情報化のなかで、ISO(国際標準化機構)の自動車に関する応用規格であるAP214の開発及び電子商取引の標準化検討を進めている。
●海外の自動車関連産業への育成支援活動としては「英国自動車エンジニア育成プログラム」「ASEAN専門家派遣プロジェクト」「サウジアラビア自動車技術研修所発足に向けた取り組み」などがある。
●二輪車産業については、IMMA(国際二輪車工業連合会)での活動、及び自工会を含むアジア8ヵ国の二輪車産業団体から構成されるFAMI(アジア二輪車産業連盟)の組織化に積極的に取り組んでいる。


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