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6. 税制改革への提案

●自動車税制のあるべき姿への改革の提案
 現行の9種類にも及ぶ複雑な税体系を、自動車の取得・保有・走行の各段階で1種類ずつとする体系に簡素化することを提案したい。
 そのための考え方は以下の通りである。
(1)当面取り組むべき改革

  1. 消費税と二重課税になっている「自動車取得税を廃止」する。
     
  2. 道路整備の進展に合わせた「暫定割増税率の縮小廃止」を実施する。
     
  3. 「車体課税」は国際水準である営業用・貨物・軽自動車の負担水準を規準に、道路損傷や環境負荷に応じた税体系に改革する。
     
  4. 環境へ配慮する観点から、取得・保有段階と走行段階との課税バランスを見直す。

(2)新規投資が概ね終了した段階での改革(図5)

  1. 「自動車重量税を廃止」する。
     
  2. 取得段階では→消費税のみとする。
    保有段階では→自動車税・軽自動車税へ一本化する。
     
  3. 受益と負担の観点により道路の維持・補修には→燃料税に簡素・一本化した新税を優先的に投入する。

 自動車税制を取り巻く環境は大きく変わりつつある。経済のグローバル化がいっそう加速する中で、国際的な調和は不可欠であり、大気汚染や地球温暖化などの環境問題への対応は喫緊の課題である。
 また自動車ユーザーの負担で進められてきた道路整備も、当面は、引き続き進める必要があるものの、その後は新規投資中心から次第に、維持・補修中心となっていく。
 こうした変化を踏まえ、JAFや自動車関係団体は「簡素」「公平」「環境・国際調和」をキーワードとする21世紀の自動車税制の「あるべき姿」を提案し、「ゆたかなクルマ社会」の実現を目ざしている。

図5 自動車関係諸税のあるべき体系

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