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No.100 乗用車市場の変化と保有に関する意識
…平成17年度『乗用車市場動向調査』より
昨年来、景気に関し明るい指標も公表されてきているが、まだ自動車には消費がなかなか向かわない状況が続いているように見受けられる。
この号では、自工会の「平成17年度乗用車市場動向調査」に基づき、乗用車ユーザーの保有・購入・使用の実態と乗用車市場構造の変化についてレポートする。
- 乗用車の保有状況
- 保有する乗用車の傾向
- 運転者の変化と使用・保有状況
- 保有に関する変化
- 環境・安全に対する意識
- 市場構造の変化
- 団塊の世代と高年齢層
- 福祉車両への関心とニーズ
〔主な内容〕
●世帯保有率は78.8%で、前回調査(平成15年)の79.2%とほぼ同様のおよそ8割である。複数保有率は38.3%で、前回の35.9%から増加している。
●保有する乗用車は、軽乗用車(2BOX)や、ボンネットワゴンなどのRVが増加傾向を示している。また5ドア化が大きく進み、6割に達しようとしている。駆動方式ではFF車が5割を超えている。
●主運転者は女性比率の増加が続いており、特に既婚女性は約3割に達しようとしている。また50歳以上のシニア世代比率も増加傾向が続いている。
●保有期間に関しては長期化が進んでいる。前の保有車が新車であったユーザーの保有期間は、7年以上が約半数で、平均年数は6.8年と長期化している。
●グリーン税制の認知率は62%で、前回調査より4ポイント増加したものの、制度の詳細に関する認知度は低い。また環境面からの車選択意識では「小型化・低燃費志向」が漸増傾向にある。
●ASV※についての関心も高く、なかでも「夜間前方歩行者情報提供装置」が最も高い関心を集めている。
●今回の調査では団塊の世代とその上の高年齢層の比較も行っている。団塊世代は保有車種では「軽乗用・ボンバン」「RV系」が多い。
●福祉車両への関心とニーズに関する調査では、介護での車の利用が9割を超え、車が必需品であることが明らかになっている。また介護する立場からは、要介護者の乗り降りが楽にできる車が強く望まれている。
※ASV=先進安全自動車(Advanced Safety Vehicle)

JAMA
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