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Emission & Noise Control
二輪車の排出ガス、騒音規制
 

世界で最も厳しい日本の排出ガス規制

●1998年から規制実施
 二輪車の排出ガスについては、1997年までは規制の対象ではありませんでしたが、1998年10月から規制が実施され、さらに2006年に規制強化が行われました。
 二輪車の場合、当初の規制では、エンジンの種類として2サイクルと4サイクルとが市販されているため、規制値もこの両形式に見合った形となっていました。2006年の規制強化では、統一した規制値が設定され、これへの対応として全車両が4サイクル車となる見通しです。
 日本と諸外国との規制値の比較は、次の表のとおりです。最近では、中国やタイでも規制強化が行われていますが、そのような中でも日本の規制値が最も厳しい水準にあります。

●日本では耐久性も求められる
 日本、アメリカ、タイ、および中国では、規制適用車両は、規定された距離を走行した後の測定値も規制対象とするという耐久性も求められています。
 日本における規定された距離は、原動機付自転車(125cc以下)は6000kmに据え置かれましたが、二輪自動車(125cc超え)では、2006年の規制強化で2万4000kmに倍増されています。

表:日本と諸外国の排出ガス規制値

二輪車の騒音問題

二輪車の騒音規制は、1971年から加速走行騒音と定常走行騒音について規制値が定められ、1986年からは近接排気騒音についても規制値が定められました。

●騒音規制の内容
○加速走行騒音――一定速度からフル加速した場合の側面の騒音で、市街地を走行する際に発生する最大の騒音。原付第一種は25km/h、原付第二種は40km/h、軽二輪と小型二輪は50km/hからフル加速して10m走った地点で、車両から7.5m離れたところでの音を測定する。
○定常走行騒音――一定速度で走行している二輪車の側面の騒音。原付第一種は25km/h、原付第二種は40km/h、軽二輪と小型二輪は50km/hで走行中に7.5m離れた場所での音を測定する。
○近接排気騒音――停車時にエンジン、排気管から発生する騒音。最高出力時の回転数の75%(最高出力時の回転数が5000回転以上の場合は50%)の回転数で、排気流方向から45度、排気管から0.5m離れた場所の音を測定。

表:騒音規制値の推移

●規制当初から90%以上の音をカット(加速走行騒音)
音のエネルギーは、3デシベル(dB)減少するごとに半減するという関係にあります。1971年から実施された騒音規制値は、排気量に応じて加速走行騒音が80〜86デシベル(dB)以下。現在はそれが71〜73dB以下となっており、71年当時の製品と比較すると、音のエネルギーを90%以上カットしています。

●車種別の二輪車騒音規制値
グラフ:車種別の二輪車騒音規制値



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