自工会リリース


平成13年12月10日

JAMA−ETI技術セミナーの開催について

(社)日本自動車工業会・北米事務所は、12月3日(月)〜7日(金)にかけて日本で開催された(社)日本自動車工業会(JAMA)と米国機械器具協会(ETI)の共同技術セミナーについて、同10日(米国時間)、米国内において別添のとおりリリースを行いましたので、ご参考までにお知らせいたします。
 本年の共同技術セミナーは、マツダ、三菱自動車工業、スズキ、トヨタの4社にて行われました。

当セミナーは、日本メーカーからETI側に対して新車の整備・補修に必要な情報を提供することによって、消費者に優れたサービスを提供することを目的としたものであり、日米間の産業協力の一環として1988年より毎年開催しており、今回で14回目となります。

<参考>
米国機械器具協会(Equipment and Tool Institute: ETI)
…ノースカロライナ州に本部を置く米国の自動車整備・補修機器、工具メーカーの業界団体

 

以 上


<プレスリリース抄訳>

JAMA/ETI、2002年新モデルに関する技術セミナーを開催
−今回で14回目の開催となった技術セミナー−

 ETIテクニカルディレクターのグレッグ・ポッター氏ほか、米国機械器具協会(ETI)の代表メンバー13名は、マツダ、三菱自動車工業、スズキ、トヨタ自動車の日本自動車工業会各社を訪れ、JAMA-ETI共同技術セミナーを開催した。

今回で14回目を迎えた当セミナーは、日本の自動車メーカーから工具や機器・診断装置を開発するETI会員に対してサービス情報を提供することによって、米国市場で販売される2002年モデルの日本ブランド車に適切なサービスを供与することを目的としたものである。

「今日の自動車は非常に複雑になっている。これらの自動車はハイテク・コンピューター制御の電子機器や、高性能な排ガス制御システムを搭載している。自工会会員各社は、米国における自動車オーナーが最高レベルのサービスと品質管理を得ることができ、また、それらが信頼できるものになることを望んでいる。」と自工会の岩武俊広・国際統括部部長は述べている。

12月3日から7日の間に、自工会各社の工場において開催されたセミナーによって、ETI代表メンバーは、2002年モデルを検証し、新モデルに関するサービス情報を得ることによって、新たな要件を満たす工具や診断サービス機器を作ることができる。

当セミナーは、世界的な自動車産業において、情報交換と相互理解を促進する取り組みの一つとなっている。なお、昨年のセミナーは、カリフォルニア州トーランスで開催された。

 

JAPAN'S AUTOMAKERS AND U.S. TOOL AND EQUIPMENT MANUFACTURERS MEET IN JAPAN TO REVIEW 2002 VEHICLE MODELS

MEETING MARKS FOURTEENTH ANNUAL "JAPANESE TECHNICAL COOPERATION WEEK"

Tokyo-December 10, 2001-A thirteen-member Equipment and Tool Institute (ETI) delegation, lead by Technical Director Greg Potter, visited with Mazda, Mitsubishi, Suzuki and Toyota in Japan during "Japanese Technical Cooperation Week," co-sponsored by the Japan Automobile Manufacturers Association (JAMA).

This fourteenth annual meeting helped ETI member companies develop tools and equipment to properly service 2002 Japanese-branded vehicles sold in the U.S.

"Vehicles today have become quite complex. They contain high technology computer-operated electronics and more efficient emissions control systems. Our member companies want to ensure that American auto owners receive and depend on the highest level of service and quality control," Toshihiro Iwatake, Director General of JAMA's International Department said.

The briefings, held from December 3rd through 7th at the companies' manufacturing plants throughout Japan, provided ETI members with the opportunity to Page two review 2002 vehicle models and ensure that new tool and diagnostic services will meet service requirements.

This is a continuing effort to encourage interchange and understanding between car-related industries throughout the world. The meeting last year took place in Torrance, California.

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