ITS・ASV
広がりをみせるITS(高度道路交通システム)
ITS(高度道路交通システム)は、最先端の情報通信技術を用いてひと・クルマ・道路とを情報でネットワークすることにより、交通事故、渋滞などといった道路交通問題の解決を目的に構築する新しい交通システムです。1996年、政府は『ITS全体構想』を策定し、9分野の開発・取り組みを国家プロジェクトとして推進してきました。2004年に発足した「日本ITS推進会議」が、その年の10月に公表した『ITS推進の指針』のなかではITSに期待される分野として、「安全・安心」、「環境・効率」、「快適・利便」の3つを挙げ、さまざまな取り組みが行なわれています。 現在、安全運転や走行支援システム、ナビゲーションの高度化、自動料金支払いシステム、ASV(先進安全自動車)、テレマティクスなど、多くのサービスが実験中、あるいは実用・普及しています。
動きだした安全運転、走行支援システム
ITSのなかで、クルマと道路およびクルマとクルマとの双方向通信による情報を基に、安全運転支援や走行支援を行なうサービスの実用化に向け、2008年度にはITS推進協議会の主催により関係省庁と民間が一体になって、全国9地域の一般道・高速道路で大規模実証実験が実施され、効果的なサービス・システムのあり方について検証が行われました。
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開発・実用化に向けたITSサービス
ITSは、産学官連携による国家プロジェクトとして9つの分野で開発・普及や社会実験が進んでおり、「カーナビゲーションの高度化」ではVICS(道路交通情報通信システム)やテレマティクスサービス、「自動料金収受システム」としては四輪車・二輪車のETC(自動料金支払いシステム)の普及が急速に進むなどの成果が表れています。このETC技術を応用したスマートIC(インターチェンジ)は社会実験を経て、全国で導入されています。
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市販・実用化されたASV技術
ITSの「安全運転の支援」では、ASV(先進安全自動車)の研究成果により、被害軽減ブレーキシステムや車線維持支援装置、車間距離自動維持運転システムなどをはじめとするさまざまな安全装備が開発・実用化されています。
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