安全運転サポート車 Ver1.0

経済産業省・国土交通省・警察庁・金融庁や自動車関係団体では、高齢運転者を含めた全ての自動車運転者による交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として、自動ブレーキなどの先進安全技術を活用した一定の運転機能を備えた車を「安全運転サポート車(サポカー)」と称してその普及に取り組んでいます。

高齢運転者に係る死亡事故の特徴について

「安全運転サポート車」(Ver1.0)のコンセプト

75歳以上運転者の死亡事故は、正面衝突等・人対車両・追突等が7割、またブレーキとアクセルの踏み間違いを原因とする死亡事故は75歳未満運転者と比較して高い水準。

高齢運転者の事故実態を踏まえて、平成29年度から実施する官民をあげた普及啓発のため、「安全運転サポート車」(ver1.0)のコンセプトを以下の通り定義。

セーフティ・サポートカーS

愛称:セーフティ・サポートカーS(略称:サポカーS)(高齢運転者推奨)

サポカーS ワイド

ワイド

自動ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置※1
車線逸脱警報※2、先進ライト※3
サポカーS ベーシック+

ベーシック+

自動ブレーキ(対車両)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置※1
サポカーS ベーシック

ベーシック

低速自動ブレーキ(対車両)※4、ペダル踏み間違い時加速抑制装置※1

自動ブレーキは、高齢運転者に限らず、全ての運転者の交通事故防止等に資するため、その搭載自動車全般についても、セーフティ・サポートカー(略称:「サポカー」、「サポカーS」)を愛称として、全ての運転者に対する普及啓発を行う。

(注)
※1 マニュアル車は除く。
※2 車線維持支援装置でも可
※3 自動切替型前照灯、自動防眩型前照灯又は配光可変型前照灯をいう。
※4 作動速度域が時速30km以下のもの
※5 将来、技術の進化や目的に応じ、「安全運転サポート車」の対象装置の拡大を想定
※6 このほか、高齢運転者による事故の防止に効果がある技術についても、各社の判断で安全運転サポート車の機能として追加し、普及啓発に活用することができる。

安全運転サポート車の主な追加機能オプション

事故類型 対応する先進安全技術
人対車両 横断中 衝突警報
交差点における
事故
交差点安全支援機能(TSPS※1/DSSS※2)
低速走行中の事故
(後退時等)
アラウンドビューモニター
リアビューモニター
夜間・薄暮時
における事故
オートライト
車両相互 正面衝突 車線逸脱警報装置、車線維持支援制御装置、ふらつき注意喚起装置
正面衝突
(逆走起因)
道路標識認識装置
逆走防止装置(カーナビ連携)
追突 車間距離制御装置、衝突警報【再掲】、先行車発進お知らせ機能
出会い頭衝突 道路標識認識装置【再掲】
進路変更時衝突 後側方接近車両注意喚起装置
交差点における
事故
交差点安全支援機能(TSPS/DSSS)【再掲】
低速走行中の
事故(後退時等)
アラウンドビューモニター【再掲】、リアビューモニター【再掲】
後退時接近移動体注意喚起・警報装置
車両単独 車線逸脱警報装置【再掲】、車線維持支援制御装置【再掲】
ふらつき注意喚起装置【再掲】
その他 ヘッドアップディスプレイ

※1 Traffic Signal Prediction Systems (信号情報活用運転支援システム)の略
※2 Driving Safety Support Systems (安全運転支援システム)の略