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四輪車二輪車

2003年度(平成15年度)自動車国内需要見通し

●2003.3.20 表 2003年度(平成15年度)国内需要見通し
●2003.3.20 表 自動車需要台数推移

I.四輪車

1.四輪車総需要の動向

  1. 2002年度の四輪車総需要は 5,825千台・前年度比 100.1%になるものと推定される。
    内訳は、登録車が4,010千台・前年度比100.8%、軽四輪車が1,815千台・98.7%と見込まれる。
    年度前半の四輪総需要は前年割れとなったが、これは、乗用車需要は前年越えとなったものの、トラック需要が大幅なマイナスとなった影響が大きく、背景としては、
    • 設備投資や住宅投資、公共投資がマイナスの伸びとなり、企業の生産活動も脆弱なものとなった
      こと等があげられる。
      年度後半の四輪総需要は前年越えが見込まれるが、これは、
    • 個人消費が底堅く推移した
    • 新型車投入やモデルチェンジにより市場が活性化した
      こと等により乗用車需要が堅調に推移することに加え、
    • 自動車NOx・PM法や首都圏条例による影響
    • 設備投資が、企業収益の改善やストック調整の進展等から増加に転じた
     こと等により、トラック需要の増加が見込まれることによる。

  2. 2003年度については、米国の景気回復遅れの懸念、日本の株価情勢等、依然として不透明要素があるものの、
    • 企業収益回復に支えられて、更新、新規研究などの設備投資が見込まれる
    • 大きな伸びはないものの、個人消費が底堅く推移する
    こと等より日本経済は低水準ながら二年連続のプラス成長が想定されることに加え、引き続き、新型車投入やモデルチェンジによる市場活性化効果が期待されることから、5,850千台・前年度比 100.4 %と推定される。うち、登録車は4,020千台・前年度比 100.2%、軽四輪車は1,830千台・前年度比 100.8%と見込まれる。

2.普通・小型四輪乗用車

  1. 2002年度の普通・小型四輪乗用車需要は 3,193千台・前年度比 106.0 %になるものと推定される。
    これは、年度前半での景気底打ち宣言などを受けて期待感が膨らみ個人消費が増加したこと、保有期間の長期化などで膨らんだ代替母体に対し新型車投入などが買い替え需要を刺激した、こと等による。
    普通乗用車と小型乗用車に分けてみると、普通乗用車は 685千台、前年度比 95.2%、小型乗用車は2,508千台、前年度比 109.4%と推定される。
    これは、小型乗用車の新型車投入やモデルチェンジ効果が需要を喚起したこと等による。

  2. 2003年度については、
    • 設備投資の増加から生産が持ち直し、個人消費も底堅く推移する
    • 引き続き代替母体の緩やかな拡大が見込まれることや、新型車の投入効果が期待される
    こと等から、3,213千台・前年度比 100.6 %と見込まれる。
    普通乗用車と小型乗用車に分けてみると、普通乗用車は 675千台、前年度比98.5 %、小型乗用車は 2,538千台、前年度比 101.2 %と推定される。

3.軽四輪乗用車

  1. 2002年度の軽四輪乗用車需要は 1,300千台・前年度比 101.4 %になるものと推定される。
    これは、厳しい雇用・所得環境が続いているものの、前年度後半からの新型車の投入効果が働いたことや軽取扱いメーカーが増加した、こと等による。

  2. 2003年度についても、新型車投入やモデルチェンジ効果が期待されること等により、1,320千台・前年度比 101.5 %と見込まれる。

4.普通トラック

  1. 2002年度の普通トラック需要は 81千台・前年度比 100.3 %になるものと推定される。
    これは、年度前半、建設系を中心に公共投資や住宅投資が減少したことなどから需要が減退したものの、後半には自動車NOx・PM法や首都圏条例による影響が顕在化したこと等により、通年で前年並みとなった。

  2. 2003年度については、自動車NOx・PM法や首都圏条例の影響が続くことに加え、ストック調整一巡等による設備投資の増加が期待されることから、95千台・前年度比 117.3 %と見込まれる。


5.小型四輪トラック

  1. 2002年度の小型四輪トラック需要は 720千台・前年度比 82.8 %になるものと推定される。
    これは、RV系で量販モデルの車種区分の変更が行われたことや、積載系・バン系で設備投資の減少等により需要が減退したこと等による。

  2. 2003年度については、
    • 積載系・バン系は、設備投資の回復が緩やかなものにとどまる
    • RV系は減少傾向が続く
    こと等により、 695千台・前年度比 96.5 %と見込まれる。

6.軽四輪トラック

  1. 2002年度の軽四輪トラック需要は 515千台・前年度比92.4%になるものと推定される。
    これは、中小零細企業の景況感に下げ止まりが見られるものの改善には至っていないこと等による。

  2. 2003年度については、引き続き、中小零細企業の景況感の回復が緩やかなものにとどまること等から、510千台・前年度比 99.0 %と見込まれる。


7.大型バス

  1. 2002年度の大型バス需要は 5千台・前年度比112.6 %になるものと推定される。
    これは、観光系、路線系とも代替需要を中心に堅調さが見られたことに加え、自動車NOx・PM法や首都圏条例の影響等による。

  2. 2003年度については、代替需要を中心に堅調さが期待されることに加え、自動車NOx・PM法や首都圏条例の影響も続くこと等により、5千台・前年度比100.0 %と見込まれる。

8.小型バス

  1. 2002年度の小型バス需要は 11千台・前年度比93.3%になるものと推定される。
    これは、代替需要が底固く推移したこと等による。

  2. 2003年度については、引き続き代替需要の底固い推移が見込まれること等に加え、自動車NOx・PM法や首都圏条例の影響もあって、12 千台・前年度比109.1%と見込まれる。

 

II.二輪車

1.二輪車総需要の動向

  1. 2002年度の二輪車国内総需要は、817千台(前年比105.4%)と見込まれる。
    これは、原付第一種が近年のデフレ傾向に対応する消費者志向に合った低価格モデルを投入することで、需要を活性化した。
    さらに、軽二輪車は、デザインや機能にこだわる消費者のライフスタイルに合った新商品を投入することで、需要を喚起した。
    これにより、二輪車市場全体が伸びると推定される。

  2. 2003年度の二輪車国内総需要は834千台(前年比102.1%)と見込まれる。
    これは、軽二輪車が前年を下回るが、原付第一種、原付第二種及び小型二輪車が前年を上回ると予測されるためである。


2.原付第一種

  1. 2002年度の原付第一種の需要は、545千台(前年比104.0%)と推定される。
    これは、各社から低価格車が投入され、近年の減少傾向に歯止めがかかったためである。
  2. 2003年度の原付第一種の需要は、558千台(前年比102.4%)と見込まれる。
    これは、2002年度から引き続き低価格車投入効果により、需要が堅調に推移すると予測されるためである。

3.原付第二種

  1. 2002年度の原付第二種の需要は、87千台(前年比110.5%)と推定される。
    これは、業務用車両の代替需要が顕在化したこと等による。

  2. 2003年度の原付第二種の需要は、91千台(前年比104.6%)と見込まれる。
    これは、業務用車両の代替需要及びニューモデルの投入により需要が伸びると予測されるためである。

4.軽二輪車

  1. 2002年度の軽二輪車の需要は、99千台(前年比115.5%)と推定される。
    これは、各メーカーが積極的にスクーター等のニューモデルを投入し、20代を中心に需要を喚起したためである。

  2. 2003年度の軽二輪車の需要は、95千台(前年比96.0%)と見込まれる。
    これは、需要が一巡すると予測されるためである。

5.小型二輪車

  1. 2002年度の小型二輪車の需要は、86千台(前年比99.1%)と推定される。
    これは、スクーター等のニューモデルの投入により需要が堅調に推移したためである。

  2. 2003年度の小型二輪車の需要は、90千台(前年比104.7%)と見込まれる。
    これは、2002年度から引き続き、ニューモデルの投入が予想され、若干需要が伸びるものと予測されるためである。

以 上

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