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四輪車二輪車

2006年度(平成18年度)自動車国内需要見通し

●2006.3.16 表 2006年度 (平成18年度) 自動車国内需要見通し
●2006.3.16 表 自動車需要台数推移

I.四輪車

1.四輪車総需要の動向

  1. 2005年度の四輪車総需要は 5,880千台・前年度比101.0 %になるものと推定される。
    内訳は、登録車が3,940千台・前年度比100.0 %と推定される。軽四輪車は1,940千台・前年度比103.1 %と推定され、過去最高となることが見込まれる。 年度前半の四輪車総需要は、前年度水準を上回った。これは、乗用車需要が、小型車・軽自動車を中心に新型車投入やモデルチェンジにより市場が活性化したことがあげられる。

    年度後半の四輪車総需要は、前年度割れが見込まれる。これは、トラック需要で自動車NOx・PM法の規制対象台数が増加する影響から需要が増加したものの、登録乗用車需要が減少した影響等があげられる。

  2. 2006年については、
    原油価格や為替の動向は引き続き不透明なものの、
    • 米国や中国経済の堅調な推移により、引き続き輸出の伸びが見込まれる
    • 所得・雇用情勢に改善が見られ、個人消費は緩やかに増加する
    • 企業収益の改善やストック調整の進展等から設備投資が増加する
    こと等により、日本経済は景気回復が続くものと見込まれる。

    このため、四輪車総需要は、個人消費の緩やかな回復を背景に乗用車市場の活性化を見込み5,935千台・前年度比100.9 %と想定。うち、登録車は3,995千台・前年度比101.4 %と見込まれる。軽四輪車は1,940千台・前年度比100.0 %と見込まれる。

2.普通・小型四輪乗用車

  1. 2005年度の普通・小型四輪乗用車需要は 3,355千台・前年度比98.8 %になるものと推定される。これは、生産や企業収益の回復に伴い、雇用環境の改善は見られたものの、保有期間あるいは車齢の長期化といった構造的な減少があること等による。

  2. 2006年度については、
    • 消費者マインドの改善を背景に、個人消費は緩やかに増加する
    • 新型車やモデルチェンジ車の投入効果が需要を喚起する
    こと等から、3,429千台・前年度比102.2 %を見込む。

3.軽四輪乗用車

  1. 2005年度の軽四輪乗用車需要は 1,407千台・前年度比103.8 %になるものと推定される。これは、景気の回復に加え、新型車投入やモデルチェンジ効果により、需要の増加が見られたことによる。

  2. 2006年度については、引き続き個人消費の緩やかな増加が期待されることから、1,409千台・前年度比100.1 %と見込まれる。

4.普通トラック

  1. 2005年度の普通トラック需要は 205千台・前年度比113.9 %になるものと推定される。 自動車NOx・PM法の規制対象車が増加すること等により、前年超えの水準になると推定される。

    うち大中型トラック需要は110千台・前年度比110.5 %になるものと推定される。

  2. 2006年度については、年度後半に自動車NOx・PM法の規制対象車が減少する影響により、190千台・前年度比92.7 %と見込まれる。

    うち大中型トラック需要は105千台・前年度比95.5%になるものと見込まれる。

5.小型四輪トラック

  1. 2005年度の小型四輪トラック需要は 363千台・前年度比104.0 %になるものと推定される。 自動車NOx・PM法の規制対象車が増加する影響により、前年超えの水準になると推定される。

  2. 2006年度については、年度後半に自動車NOx・PM法の規制対象車が減少する影響から、359千台・前年度比98.9 %と見込まれる。

6.軽四輪トラック

  1. 2005年度の軽四輪トラック需要は 533千台・前年度比101.4%になるものと推定される。
    これは、新型車効果等によるものと推定される。

  2. 2006年度については、新型車効果が弱まることに加え、小規模商店や農家などの主要ユーザーの構造的な減少も続き、531千台・前年度比99.6 %と見込まれる。

7.大型バス

  1. 2005年度の大型バス需要は 6千台・前年度比113.9 %になるものと推定される。
    これは、自動車NOx・PM法の規制対象車が増加する影響により代替需要が見られたことによる。

  2. 2006年度については、自動車NOx・PM法の影響が引き続き見られることから、6千台・前年度比100.0 %が見込まれる。

8.小型バス

  1. 2005年度の小型バス需要は 11千台・前年度比93.1 %になるものと推定される。
    これは、自動車NOx・PM法により代替需要が見られたものの、年前半において2004年の首都圏条例による影響で増加した需要に対し前年割れとなったこと等による。

  2. 2006年度については、自動車NOx・PM法の影響が引き続き見られることから、11千台・前年度比100.0 %が見込まれる。

II.二輪車

1.二輪車総需要の動向
二輪車市場は、近年、若年人口の減少と原付免許新規取得者の減少など構造変化が著しい。一方でAT免許の導入や高速道路二人乗り解禁など環境面での改善もみられた。このような背景については2006暦年見通し(05/12)と変化はみられない。
こうしたなか、

  1. 2005年度の二輪車国内総需要は、747千台・前年度比102.7%と推定される。
    これは、原付第一種で前年度を下回るものの、原付第二種、軽二輪車、小型二輪車が前年度を上回ったと推定されるためである。

  2. 2006年度については、小型二輪車、軽二輪車が前年度を上回り、原付第一種、原付第二種が前年度を下回り、二輪車トータルでは734千台・前年度比98.3%と見込まれる。

2.原付第一種

  1. 2005年度の原付第一種の需要は、478千台・前年度比97.7%と推定される。
    これは、低価格車の需要が一巡したことに加え、既存商品についても需要を喚起するまでにいたらず、原付第一種全体で需要が減少したものと推定されるためである。

  2. 2006年度については、原付第一種全体の需要減少の傾向が引き続いていることにより、469千台・前年度比98.1%と見込まれる。

3.原付第二種

  1. 2005年度の原付第二種の需要は、84千台・前年度比124.8%と推定される。
    これは、ニューモデルの投入により需要が喚起されたものと推定されるためである。

  2. 2006年度については、ニューモデル効果も弱まり75千台・前年度比89.3%と見込まれる。

4.軽二輪車

  1. 2005年度の軽二輪車の需要は、104千台・前年度比105.6%と推定される。
    これは、AT免許導入などの好影響や、大型スクーターのラインナップ充実により需要が拡大したものと推定されるためである。

  2. 2006年度については、このカテゴリーで大きな部分を占める大型スクーターの需要拡大が緩やかになることが予測されることから105千台・前年度比101.0%と見込まれる。

5.小型二輪車

  1. 2005年度の小型二輪車の需要は、81千台・前年度比111.6%と推定される。 これは、高速道路二人乗り解禁やAT免許導入による好影響と、ニューモデル投入によるものと推定されるためである。

  2. 2006年度については、高速道路二人乗り解禁やAT免許導入などの認知拡大や、ニューモデル投入により、需要が喚起されることが期待できることにより85千台・前年度比104.9%と見込まれる。

以 上

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