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四輪車二輪車

2008年度(平成20年度)自動車国内需要見通し

●2008.3.19 表 2008年度 (平成20年度) 自動車国内需要見通し
●2008.3.19 表 自動車需要台数推移

I.四輪車

1.四輪車総需要の動向

  1. 2007年度の四輪車総需要は 5,338.4 千台・前年度比95.0 %になるものと見込まれる。内訳は、登録車が3,432.4千台・前年度比95.7 %、軽四輪車が1,906千台・前年度比93.9 %。
    乗用車需要が、買い替えサイクルの長期化、燃料価格の上昇などにより減少したことや、普通・小型トラック需要が、自動車NOx・PM法による新車代替が減少したこと等により、通年では大幅な前年割れとなり、四輪車総需要では、前年度水準を下回るものと見込まれる。

  2. 2008年度については、
    • 原油価格は高水準を維持
    • 自動車NOx・PM法の規制対象台数の減少持続
    等により、四輪車総需要は 5,306.1千台・前年度比99.4%と見通している。うち、登録車は3,414.1 千台・前年度比99.5%、軽四輪車は、1,892千台・前年度比99.3 %。

2.普通・小型四輪乗用車

  1. 2007年度の普通・小型四輪乗用車需要は 2,968千台・前年度比98.0 %になるものと見込まれる。
    これは、普通乗用車を中心に新型車投入やモデルチェンジが相次ぎ需要喚起が見られたものの、
    • 燃料価格の高騰
    • 所得の大幅な回復が見られず、消費マインドの改善が見られなかった
    等のマイナス要因による。

  2. 2008年度については、前年度後半から続く新型車投入やモデルチェンジによる需要喚起が見られる一方、
    • 燃料価格の高止まり
    • 所得の伸び悩み
    といった購入環境のマイナス要因等により、2,965 千台・前年度比99.9 %と見通している。

3.軽四輪乗用車

  1. 2007年度の軽四輪乗用車需要は 1,441千台・前年度比94.2 %になるものと見込まれる。これは、燃料価格の高騰による軽乗用車志向の高まりはあるものの、前年度の新型車投入やモデルチェンジの効果が弱まったことによる。

  2. 2008年度については、所得の伸び悩みなどのマイナス要因があるものの、新型車やモデルチェンジの効果が期待されることから、1,460千台・前年度比101.3 %と見通している。

4.普通トラック

  1. 2007年度の普通トラック需要は 166千台・前年度比82.2 %になるものと見込まれる。これは、自動車NOx・PM法による新車代替が大幅に減少したことによる。

    うち大中型トラック需要は86千台・前年度比81.3 %。

  2. 2008年度については、
    • 燃料価格の高止まり
    • 自動車NOx・PM法の規制対象台数の減少持続
    等により、163千台・前年度比98.2 %と見通している。

    うち大中型トラック需要は83千台・前年度比96.5 %。

5.小型四輪トラック

  1. 2007年度の小型四輪トラック需要は 283千台・前年度比83.1 %になるものと見込まれる。これは、自動車NOx・PM法による新車代替が大幅に減少したことによる。

  2. 2008年度については、
    • 燃料価格の高止まり
    • 自動車NOx・PM法の規制対象台数の減少持続
    等から、271千台・前年度比95.8 %と見通している。

6.軽四輪トラック

  1. 2007年度の軽四輪トラック需要は 465千台・前年度比92.7%になるものと見込まれる。これは、農家、中小零細企業や小規模商店など主要ユーザー減少の継続という構造的要因に加え、これらの景況感が改善には至っていないこと等による。

  2. 2008年度については、上記の構造的要因継続に加え、原材料高による農家、中小零細企業や小規模商店などの更なる景況感悪化により、432千台・前年度比92.9 %と見通している。

7.大型バス

  1. 2007年度の大型バス需要は 5.2千台・前年度比93.5 %になるものと見込まれる。これは、自動車NOx・PM法による新車代替が減少したことによる。

  2. 2008年度については、自動車NOx・PM法の影響による新車代替の減少が引き続き見られることから、5.1千台・前年度比98.1 %と見通している。

8.小型バス

  1. 2007年度の小型バス需要は 10.2千台・前年度比88.8 %になるものと見込まれる。これは、自動車NOx・PM法による新車代替が減少したことによる。

  2. 2008年度については、自動車NOx・PM法の影響による新車代替の減少が引き続き見られることから、10.0千台・前年度比98.0 %と見通している。



II.二輪車

1.二輪車総需要の動向
 二輪車市場は、近年、高速道路二人乗り解禁やAT免許の導入、二輪車ETCシステムの導入など利用環境の改善により、小型二輪車市場は堅調に推移している。軽二輪車市場においては、需要への影響が顕著にみられた都市部での二輪車駐車場不足の改善が期待される。原付第二種においては、利便性が見直され市場は好調に推移している。一方、若年人口の減少、原付免許新規取得者の減少など構造的要因により、原付第一種市場は厳しい局面が引き続くものとみられる。
 このような背景のもと、

  1. 2007年度の二輪車国内総需要は、714千台・前年度比99.2%と見込まれる。
    これは、原付第一種と軽二輪車で前年度を下回ったことによる。

  2. 2008年度については、原付第二種、軽二輪車、小型二輪車で前年度を上回るものの、原付第一種が前年度を大きく下回り、二輪車総需要では702千台・前年度比98.3%と見通している。

2.原付第一種

  1. 2007年度の原付第一種の需要は、435千台・前年度比94.9%と見込まれる。
    これは、原付免許新規取得者の減少、新規購入者の減少など構造的要因に加え、排出ガス規制に伴う価格上昇とモデル数の減少などの影響により、需要が減少したことによる。

  2. 2008年度については、構造的要因を背景に、価格上昇の影響も引き続くことから400千台・前年度比92.0%と見通している。

3.原付第二種

  1. 2007年度の原付第二種の需要は、108千台・前年度比124.2%と見込まれる。これは、通勤・通学など個人ユースを中心に需要が堅調に推移したことと、法人需要が増加したことによる。

  2. 2008年度については、通勤・通学で使い勝手のよい機能性が消費者に広く浸透しつつあることから120千台・前年度比111.1%と見通している。

4.軽二輪車

  1. 2007年度の軽二輪車の需要は、86千台・前年度比92.1%と見込まれる。
    これは、都市部における二輪車駐車場不足の影響を強く受けたことと、排出ガス規制に伴う価格上昇とモデル数の減少もあり需要が大きく減少したことによる。

  2. 2008年度については、ニューモデル投入による新車効果が期待されることから95千台・前年度比110.5%と見通している。

5.小型二輪車

  1. 2007年度の小型二輪車の需要は、85千台・前年度比104.9%と見込まれる。
    これは、利用環境の整備が進んだことと、ニューモデル効果により需要が堅調に推移したことによる。

  2. 2008年度については、排出ガス規制の影響はあるものの、趣味財としての需要が底堅く87千台・前年度比102.4%と見通している。

以 上

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