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四輪車二輪車

2009年度(平成21年度)自動車国内需要見通し

●2009.3.24 表 2009年度 (平成21年度) 自動車国内需要見通し
●2009.3.24 表 自動車需要台数推移

I.四輪車

1.四輪車総需要の動向

  1. 2008年度の四輪車総需要は 4,670 千台・前年度比87.8 %になるものと見込まれる。内訳は、登録車が2,854千台・前年度比83.3 %、軽四輪車が1,816千台・前年度比95.9 %。
    年度を通じた所得の低迷継続に加え、年度後半の米国の金融危機に端を発する世界的かつ大規模な景気後退により、消費マインドや企業収益が大幅に悪化したことにより、前年度を大きく下回る見込み。

  2. 2009年度については、低炭素車促進税制による需要の喚起が期待できるものの、早期の景気回復が見込まれず、消費マインドの低迷が続くことに加え、企業収益が悪化することにより、四輪車総需要は4,298千台・前年度比92.0 %と見込まれる。
    内訳は、登録車は2,578千台・前年度比90.3 %、軽四輪車は、1,720千台・前年度比94.7 %と見込まれる。

2.普通・小型四輪乗用車

  1. 2008年度の普通・小型四輪乗用車需要は 2,485千台・前年度比83.8 %になるものと見込まれる。これは、年度後半以降の急激な景気後退により消費マインドが低迷したこと等が主な要因。

  2. 2009年度については、低炭素車促進税制による需要の喚起が期待できるものの、 雇用・所得環境の悪化により消費マインドの低迷が続くことから、2,276 千台・ 前年度比91.6 %と見込まれる。

3.軽四輪乗用車

  1. 2008年度の軽四輪乗用車需要は 1,390千台・前年度比97.5 %になるものと見込まれる。これは、年度後半を中心とした新型車投入やモデルチェンジ効果はあったものの、景気後退により消費マインドが悪化したこと等が主な要因。

  2. 2009年度については、前年度の新型車効果が徐々に弱まることや、所得・雇用環境が大幅に悪化し、消費マインドも低迷が続くため、1,336千台・前年度比96.1 %と前年割れが見込まれる。

4.普通トラック

  1. 2008年度の普通トラック需要は、景気後退による輸出・生産・設備投資の大幅減から、物流量が大きく落ち込んだこと等により、127千台・前年度比76.3 %になるものと見込まれる。

    うち大中型トラック需要は64千台・前年度比75.1 %。


  2. 2009年度については、早期の景気回復が見込まれず、104千台・前年度比81.9 %になるものと見込まれる。

    うち大中型トラック需要は52千台・前年度比81.3 %。


5.小型四輪トラック

  1. 2008年度の小型四輪トラック需要は、景気後退による輸出・生産・設備投資の大幅減から、物流量が大きく落ち込んだこと等により、227千台・前年度比81.0 %になるものと見込まれる。

  2. 2009年度については、早期の景気回復が見込まれず、184千台・前年度比81.1 %と見込まれる。

6.軽四輪トラック

  1. 2008年度の軽四輪トラック需要は 426千台・前年度比91.2%になるものと見込まれる。
    これは、主要ユーザーである小規模商店や農家などが減少する構造的要因に加え、 景気が大幅に後退したこと等による。

  2. 2009年度については、上記の構造的要因が継続することや、早期の景気回復が見込めないことにより、384千台・前年度比90.1 %と見込まれる。

7.大型バス

  1. 2008年度の大型バス需要は 5.0千台・前年度比93.5 %になるものと見込まれる。
    これは、景気後退の影響はあるものの、代替需要が底固く推移したことによる。

  2. 2009年度については、景気後退の影響を強く受け、4.0千台・前年度比80.0 %が見込まれる。

8.小型バス

  1. 2008年度の小型バス需要は 9.8千台・前年度比98.3 %になるものと見込まれる。
    これは、景気後退の影響はあるものの、代替需要が底固く推移したことによる。

  2. 2009年度については、引き続き景気後退の影響はあるものの、代替需要が底固く推移することが見込まれること等により、9.6千台・前年度比98.0 %が見込まれる。


II.二輪車

1.二輪車総需要の動向
二輪車市場は、若年人口の減少や消費志向の変化により長期的な減少を続けているが、これに加え、直近では景気が急速に悪化したことと、排出ガス規制対応による価格の上昇により買い控えが進んだことが、需要の減少に大きく影響している。また、二輪車駐車場の整備が進まず、駐車場問題が解消されないことも全体需要の減少に拍車をかけている。排出ガス規制対応による車両価格の値上がり幅の大きかった原付第一種については大幅に需要が減少している。その一方で原付第二種については経済性や利便性が見直され、需要が堅調に推移している。また趣味財としての小型二輪車も需要を大きく落とすことなく堅調に推移している。

このような背景のもと、
  1. 2008年度の二輪車国内総需要は、548千台・前年度比79.0%と見込まれる。 これは、全ての車種で前年度を下回り、特に原付第一種が大幅に落ち込んだことによる。

  2. 2009年度については、2008年度後半から経済が加速度的に悪化していることにより、国内の消費や雇用の低迷が2009年度も続くことが予想され、国内需要も厳しい局面が続くものとみられ、全ての車種で前年度を下回り、二輪車総需要は470千台・前年度比85.8%と見込まれる。

2.原付第一種

  1. 2008年度の原付第一種の需要は、293千台・前年度比69.0%と見込まれる。これは、経済環境の悪化から購入意欲が冷え込んだことに加え、排出ガス規制対応に伴う車両価格上昇などの要因により大幅な減少となった。

  2. 2009年度については、車両価格の上昇やモデル数の減少などマイナス要因が続くことや、厳しい経済環境もしばらく持続すると考えられることから251千台・前年度比85.7%と見込まれる。

3.原付第二種

  1. 2008年度の原付第二種の需要は、108千台・前年度比99.2%と見込まれる。これは、2008年上半期ではガソリン価格の急騰などにより、原付第二種の経済性や利便性が見直され需要が大幅に拡大したが、下半期ではガソリン価格の下落と排出ガス規制対応に伴う車両価格の上昇により、急激に需要が落ち込んだことによる。

  2. 2009年度については、引き続き排出ガス規制対応に伴う車両価格上昇などにより需要は減少し87千台・前年度比80.6%と見込まれる。

4.軽二輪車

  1. 2008年度の軽二輪車の需要は、70千台・前年度比89.3%と見込まれる。これは、ニューモデル効果はあったものの、このクラスを牽引してきたスクーターの落ち込みが大きかったことによる。

  2. 2009年度については、排ガス規制対応に伴う車両価格の上昇やモデル数の減少に加え、経済情勢の厳しさを受け、都市型コミューターとして利用される軽二輪スクーターの需要回復は困難が予想されることから60千台・前年度比85.7%と見込まれる。

5.小型二輪車

  1. 2008年度の小型二輪車の需要は、77千台・前年度比93.8%と見込まれる。これは、景気低迷の影響などによりニューモデル効果が想定したほど得られなかったことによる。

  2. 2009年度については、他の排気量帯に比べ趣味財としての需要が底堅く、落ち込み幅は少ないとみられるが、経済情勢の影響は避けられず、72千台・前年度比93.5%と見込まれる。

以 上

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