2009年度の普通トラック需要は、90千台・前年度比70.5 %になるものと見込まれる。年度前半は景気の大幅な後退に伴う物流量の減少や企業収益の悪化により、前年度水準を大きく下回った。年度後半にはエコカー減税・補助金による需要喚起が見られたものの、年度を通しては大幅に減少した。
うち大中型トラック需要は41千台・前年度比65.0 %。
2010年度については、緩やかな景気回復に伴う企業収益の改善が見込まれること等に加え、引き続きエコカー減税・補助金による需要の喚起が見込まれることから、102千台・前年度比113.3 %になるものと見込まれる。
うち大中型トラック需要は50千台・前年度比122.0 %。