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四輪車二輪車

2014年度(平成26年度)自動車国内需要見通し

●2014.3.20 表 2014年度 (平成26年度) 自動車国内需要見通し
●2014.3.20 表 自動車需要台数推移

I.四輪車

1.四輪車総需要の動向

  1. 2013年度の四輪車総需要は5,630千台・前年度比108.1%と見込まれる。
    内訳は、登録車が3,400千台・前年度比105.0%、軽四輪車が2,230千台・前年度比113.0%。年度前半は、経済対策や、景気の緩やかな回復による下支えがあったものの、前年度に終了した補助金効果の剥落により、前年水準を下回った。
    年度後半は、景気の回復に加え、新型車投入・モデルチェンジ効果や、消費税率の引き上げを控えた駆け込み需要により、市場は前年度を大きく上回り、通年でも前年度を上回ると見込まれる。
  2. 2014年度については、世界経済の緩やかな回復を背景とする輸出の増加や、企業収益の改善等による設備投資の増加、経済対策による公共投資が景気を下支えするものの、消費税率引き上げによる消費者マインドの低下が懸念される。
    また、2013年度の後半に発生した駆け込み需要の反動減も予想され、四輪車総需要は4,750千台・前年度比84.4%と見込まれる。
    内訳は、登録車が2,940千台・前年度比86.5%、軽四輪車が1,810千台・前年度比81.2%。

2.普通・小型四輪乗用車

  1. 2013年度の普通・小型四輪乗用車需要は2,995千台・前年度比104.4%と見込まれる。
    景気の回復や新型車投入・モデルチェンジ効果、消費税率の引き上げを控えた駆け込み需要により前年度を上回ると見込まれる。

  2. 2014年度については、消費税率引き上げに伴い、2013年度の後半に発生した駆け込み需要の反動減に加えて、消費者マインドの低下により、2,563千台・前年度比 85.6%と前年度を下回るものと見込まれる。

3.軽四輪乗用車

  1. 2013年度の軽四輪乗用車需要は1,790千台・前年度比113.9%と見込まれる。
    これは、景気の回復や消費税率引き上げを控えた駆け込み需要に加え、新型車投入やモデルチェンジ効果が大きかったことによる。

  2. 2014年度については、消費税率引き上げに伴い、2013年度の後半に発生した駆け込み需要の反動減に加えて、消費者マインドの低下、前年度の新型車投入・モデルチェンジ効果が徐々に減衰していくと見込まれることから、1,440千台・前年度比80.4%と前年度を下回るものと見込まれる。

4.普通トラック

  1. 2013年度の普通トラック需要は、150千台・前年度比111.4%と見込まれる。
    景気の回復による代替需要の増加や、経済対策による公共投資の増加、消費税率引き上げを控えた駆け込み需要により、前年度を上回ると見込まれる。
    うち大中型トラック需要は77千台・前年度比111.9%。

  2. 2014年度については、底固い代替需要や、経済対策による公共投資が需要を下支えると予想されるものの、消費税率引き上げに伴い、2013年度の後半に発生した駆け込み需要の反動減により、全体では、143千台・前年度比 95.3%と前年度を下回るものと見込まれる。
    うち大中型トラック需要は72千台・前年度比 93.5%。

5.小型四輪トラック

  1. 2013年度の小型四輪トラック需要は、244千台・前年度比109.0%と見込まれる。
    景気の回復による代替需要の増加や、消費税率引き上げを控えた駆け込み需要により、前年度を上回ると見込まれる。

  2. 2014年度については、消費税率引き上げに伴い、2013年度の後半に発生した駆け込み需要の反動減により、223千台・前年度比 91.4%になるものと見込まれる。

6.軽四輪トラック

  1. 2013年度の軽四輪トラック需要は、440千台・前年度比109.6%と見込まれる。
    主要ユーザーである小規模商店や農家世帯の減少といった要因があるものの、景気の回復や消費税率引き上げを控えた駆け込み需要により、前年度を上回ると見込まれる。

  2. 2014年度については、消費税率引き上げに伴い、2013年度の後半に発生した駆け込み需要の反動減に加えて、小規模商店や農家世帯の減少などの構造的要因の継続により、370千台・前年度比 84.1%になるものと見込まれる。

7.大型バス

  1. 2013年度の大型バス需要は、観光需要の持ち直しによる需要増や、消費税率引き上げを控えた駆け込み需要により、4.3千台・前年度比106.6%と見込まれる。

  2. 2014年度については、消費税率引き上げに伴い、2013年度の後半に発生した駆け込み需要反動減が予想される。また、堅調な観光需要による下支えが見込まれるものの、輸送需要減少などの構造的要因の継続により、4.0千台・前年度比 93.0%になるものと見込まれる。

8.小型バス

  1. 2013年度の小型バス需要は、輸送需要減少などの構造的要因があるものの、景気の回復や消費税率引き上げを控えた駆け込み需要により、7.5千台・前年度比104.3%と見込まれる。

  2. 2014年度については、消費税率引き上げに伴い、2013年度の後半に発生した駆け込み需要の反動減に加えて、輸送需要の減少などの構造的要因の継続により、7.0千台・前年度比 93.3%になるものと見込まれる。

II.二輪車

1.二輪車総需要の動向

国内の二輪車市場は、2006年以降都市部での駐車場問題や排出ガス規制対応による車両価格の上昇・モデル数の減少などにより急激に縮小した。2010年以降は消費者ニーズを捉えた新商品の投入などで需要の減少は下げ止まりの傾向にある。
このような背景のもと

  1. 2013年度の二輪車国内総需要は、473千台・前年度比106.1%と見込まれる。
    これは、原付第二種、軽二輪車、小型二輪車が前年度を上回ったことによる。
    また、一部の車種において消費税率引き上げを控えた駆け込み需要もあった。

  2. 2014年度については、消費税率の引き上げの影響もあり、原付第一種は前年度並みに留まり、原付第二種は前年度を下回る。一方、軽二輪車、小型二輪車は前年度を上回り、国内総需要は469千台・前年度比99.2%と見込まれる。

2.原付第一種

  1. 2013年度の原付第一種の需要は、240千台・前年度比96.9%と見込まれる。
    これは、依然利用環境面での厳しさもあり前年度を下回った。

  2. 2014年度については、消費税率の引き上げの影響はあるものの、ニューモデル効果が期待できることから前年度並み、240千台・前年度比100.0%と見込まれる。

3.原付第二種

  1. 2013年度の原付第二種の需要は、104千台・前年度比119.7%と見込まれる。
    これは、ニューモデル効果による。

  2. 2014年度については、ニューモデル効果が一巡することや消費税率の引き上げの影響もあり、97千台・前年度比93.3%と見込まれる。

4.軽二輪車

  1. 2013年度の軽二輪車の需要は、59千台・前年度比119.0%と見込まれる。
    これは、スポーツタイプの伸長やコンパクトタイプのスクーターの登場もあり、前年度を上回った。

  2. 2014年度については、引き続きスポーツタイプの需要が全体を牽引し、60千台・前年度比101.7%と見込まれる。

5.小型二輪車

  1. 2013年度の小型二輪車の需要は、70千台・前年度比113.7%と見込まれる。
    これは、消費者ニーズを捉えた新商品やモデル数の増加により、需要が喚起されたことにる。

  2. 2014年度については、引き続きニューモデルの投入など需要を喚起する動きが期待できることから、72千台・前年度比102.9%と見込まれる。

以 上

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