JAMA 一般社団法人 日本自動車工業会

セルフスタンドでは

セルフスタンドで給油中にガソリンが吹きこぼれたり、静電気火花が引火して火災になったりする事故が発生しています。気をつけましょう。

静電気は大事故のもと、ご注意を!

私たちの体には静電気がたまっています。そのままで給油を行うと、静電気の火花がガソリンなどの気化ガスに引火するおそれがあります。給油口をあける前にクルマのボディや給油機の静電気除去シートに触れ、体にたまった静電気を取り除いてから給油を行ってください。

燃料の入れ間違いに注意しましょう

ガソリンエンジン車にはガソリン、ディーゼルエンジン車には軽油。それぞれ正しい燃料を入れましょう。燃料を間違えるとエンジンを壊したり、事故の原因になりかねません。たとえば、軽自動車の燃料はガソリンです。間違えて軽油を入れないようにしましょう。給油ノズルは色分けされており、ハイオクガソリンが黄、レギュラーガソリンが赤、軽油が緑、灯油が青です。

正しい燃料の種類は取扱説明書で確認してください。
(車検証にも燃料の種類は記載されています)
燃料入れ間違い件数 390件

(2018年12月 JAF調べ)
※救援要請時にお客様から申告があった件数

安全で正しい給油方法を再確認しましょう

キャップは必ずつまみを持ちゆっくり左に回してください。このとき“シュー”という音がする場合があります。その場合、音が止むまで待ってからキャップを開けてください。音が止まる前に開けると、気化ガスが吹き出すおそれがあります。ご注意ください。
給油ノズルは給油口の止まるところまで確実に挿入し、レバーを引いて給油します。給油後は、キャップをしっかりと閉めてください。もしも飛沫でぬれた場合は、柔らかい布などでふき取ってください。
給油キャップの無い、キャップレスタイプの車種もあります。その場合は自分でキャップを開け閉めする必要はありません。給油ノズルでふたを押し込み、キャップ付きと同様に給油ノズルが止まるところまでそのまましっかりと挿入し、レバーを引いて給油してください。
自動的に止まったらそれ以上の給油はしないで下さい。
スタンド内に掲示されている注意事項を守り、安全な給油を心がけましょう。また、正常に給油できない場合は、すぐにスタンド係員を呼びその指示に従ってください。

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