JAMA 一般社団法人 日本自動車工業会

もしも!?のときは

車が水没したり、事故にあったときなどは、正しい知識にもとづいて。冷静に行動しましょう。

水没して閉じ込められそうになったら

①シートベルトを外しドアを開けて脱出します。
②ドアが水圧で開かない場合は窓を開けて脱出します。
③窓が開かない場合は車内外の水圧差がなくなるまで浸水するのを待ちドアを強く押し開け脱出します。

市販の緊急脱出用のハンマーなどを車載しておき、ガラスを割って脱出する方法もあります。
ただし、フロントガラス及び一部車種のドアガラスとリヤガラスは合わせガラスのため、緊急脱出用のハンマーでも割れません。
緊急脱出用ハンマーを装備する際には、必ずガラスの仕様を販売店もしくはお客様センターへお問い合わせください。

走行中に警告灯が点いたら

走行中に警告灯が点灯した場合は、安全な場所に停車し、「取扱説明書」で警告内容を確認して適切な対処をしましょう。また、警告灯がすべて点灯したときはエンジンが停止したことが考えられます。その場合、ハンドル操作やブレーキ操作が非常に重くなります。あわてずにクルマを安全な場所に移動させて自動車販売店などに連絡しましょう。

脱輪したり、縁石に乗り上げてしまったら

一見、異常がないようでも足回りやタイヤの側面にダメージを受けていることがあります。そのまま乗り続けると事故や故障につながります。タイヤを溝に落としたり、縁石に乗り上げて大きな衝撃を感じたりした場合は、すぐに自動車販売店などで点検整備を受けてください。

バッテリーが上がってしまったら

もしものときに備えてブースターケーブルを用意しておきましょう。近くのクルマに救援を求め、イラストの手順通り正しく接続します。また、バッテリーを交換する際はマイナス端子から外し、プラス端子から接続しましょう。まちがって接続すると発火したり、バッテリーが爆発したりすることがあり、危険です。

一部のハイブリッド車や電気自動車は、取り扱いが異なります。
詳しくは取扱説明書をご覧ください。

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