大型車をご使用の皆様へ
ホイールボルト折損による車輪脱落防止のための、お客様ご自身による点検実施のお願い
大型トラック・バス

車輪の脱落が発生しています。
国土交通省発表のホイールボルト緊急点検実施結果によると、大型トラックの約2%に何らかの異常がみつかっています。

車輪の脱落は、路上故障や他の交通の妨げになるばかりでなく、場合によっては重大な事故を引き起こし、人の命に関わることもあります。
日常の点検整備や定期点検をしっかり行うことによって、未然に防止するようにお願いします。

ホイールボルト折損による車輪脱落事故防止のため、日常の点検整備時などに、お客様ご自身によるタイヤまわりの点検をお願いしています。
点検の結果、折損などの異常を発見した場合には、販売会社または整備事業者に依頼するなど、確実に整備を実施するようお願いします。

日常の点検方法

【1】目視点検

  1. ホイールボルトおよびナットがすべて付いているかを点検する。
  2. ディスクホイールやホイールボルトのまたはナットから錆汁が出た痕跡 がないかを点検する。
  3. ホイールナットからのホイールボルト出っ張り量を点検する。
    1. 車輪の中で不揃いはないか
    2. 車輪によって出っ張り量が異なってないか
  4. ホイールボルトおよびナットの誤使用がないかを点検する。
    (スチール用、アルミ用は違います)

【2】点検ハンマや小型ハンマを使用しての点検

ホイールナットの下側に指をそえて点検ハンマや小型ハンマでホイールナットの上側面を叩いた時、指に伝わる振動が他のナットと違ったり、濁った音がしないか異常の有無を点検する。異常があった場合には、ナットの緩みやボルトが折損しているおそれがあります。

その他の点検整備時の注意点

定期点検時
ホイールナットが規定のトルクで締め付けられていることを確認します。ダブルタイヤの場合はアウターナットを一端緩め、インナーナットを規定トルクで締め付けた後で、アウターナットを規定のトルクで締め付けます。

タイヤ交換時
ホイールボルト、ホイールナット、ディスクホイールなどに損傷がないかどうかを点検するとともに、ホイールナットを規定のトルクで締め付けます。

整備の方法
について

整備の方法については、(一社)日本自動車工業会ホームページ内「車輪脱落防止のための正しい車輪の取扱いについて」をご覧になるか、各メーカーの整備マニュアルや取扱説明書に記載の手順で行って下さい。

車輪が脱落するまでには予兆があります。
異常を発見したら確実に整備を行って下さい。

 

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