ご参考
物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画(令和7年8月1日改訂)
自工会では、2023年の政府方針「物流革新に向けた政策パッケージ」「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主・物流事業者の取組ガイドライン」を踏まえ、発・着荷主双方の視点でトラックドライバーの長時間労働の改善および輸送能力不足の解消に繋がる改善活動を普及・定着させるべく、2023年12月「物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画」を策定・公表しております。
今般、2025年4月1日施行「改正物流効率化法(流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律)」 並びに「改正貨物自動車運送事業法」を踏まえ、法令の遵守、並びに目指すべき水準の明確化・徹底を図るべく、当「自主行動計画」を改訂いたしました。
自工会および自工会に加盟する各完成車メーカーは、この自主行動計画の確実な実行と遵守状況の定期的なフォローアップに率先して取り組み、物流の適正化・生産性の向上と運送契約の適正化に向けた取り組みの浸透にリーダーシップを発揮して参ります。
<主な改訂内容>
- 改正物流効率化法における「1回の受け渡しごとの荷待ち時間等を1時間以内に設定」を踏まえ、「荷待ち・荷役作業等時間2時間以内」を改め、「1時間以内を目標とする」記載に更新する。
- 改正貨物自動車運送事業法における「運送契約締結時の書面交付」を踏まえ「“運賃”と役務等の対価である“料金”が適切に支払われていることを明らかにする」旨を明記する。
- 運送契約適正化の重要性が高まっている状況を踏まえ、「物流サービスにおける取引適正化、適正な価格転嫁の促進のため、関連法規の遵守を大前提とした取り組みを行う」旨を明記する。
物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画(2025年8月1日改訂版)
※今回改訂の箇所を赤文字にて表示