会長コメント

高市内閣発足について

一般社団法人 日本自動車工業会
会長 片山 正則

本日新内閣が発足いたしました。

我が国では、物価高騰が国民生活を直撃し、地政学リスクの高まりが経済活動に影響を及ぼすなど、国内外で多くの重要課題に直面しています。このような中で本日、新たな政権が発足したことは、政治の停滞を乗り越え日本の政治・経済を前に進める大きな一歩であり、心より歓迎いたします。

新内閣におかれましては、山積する重要課題の解決に向けて国民本位の立場からスピーディーかつ果敢に取り組まれることを期待いたします。特に、物価高により苦しむ国民生活を支える政策や、日本経済の競争力を強化する実効性ある施策を、速やかに講じていただきたいと存じます。

その中でカーボンニュートラル実現への貢献や新たなモビリティ社会に適応し、国内産業基盤の更なる強化に繋げるといった視点から、自動車関係諸税の抜本的改革を断行し、ユーザー負担の軽減につながる結論を出していただきたく存じます。とりわけ国内の健全な需要環境再構築の観点からも、取得時における税負担軽減は早急に実現していただくようお願い申し上げます。

現在、自動車産業を取り巻く環境は極めて厳しい状況にありますが、日本自動車工業会といたしましては、カーボンニュートラルの実現や新しいモビリティ社会の構築に積極的に取り組み、日本の基幹産業として、引き続き我が国経済および社会の発展に貢献してまいります。

以上

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