自工会リリース

自動車およびオートバイ盗難防止対策の推進について

平成12年3月7日

(社)日本自動車工業会は、昨年12月、警察庁ならびに運輸省から「自動車及びオートバイ盗難防止対策の強化について」の要請をうけ、その対応を検討してまいりました。

当会会員各社は、これまでも車両の盗難防止対策を進めているところですが、昨今の自動車盗難の状況変化及び社会的影響等も考慮し、同防止対策の一層の推進を図ることとしました。
なお、同趣旨の発表が警察庁、運輸省からも本日行われる予定です。

§ 盗難防止対策の概要(項目)

  1. 自動車盗難防止対策
    1. ドアのこじ開け等防止対策
      • インナーノブ形状
      • 位置等の改善、ピッキング防止策等
    2. エンジンキーの合鍵作成防止対策
      • 2ウエイキーの採用、トランクキーシリンダー取付改善等
    3. 錠破壊強度の改良 ・ステアリングロック強度改善、取付位置の改善等  
    4. イモビライザーシステム搭載車の普及
      • 当該装置の普及拡大

  2. オートバイ盗難防止対策
    1. メインスイッチ部破壊防止対策
      • フリーリング、シャッター、フリーローター等の採用、キーシリンダー周辺部の強度改善

*盗難防止対策にあたって、警察庁へ以下を要望した。

  • 盗難車データ(特に手口)の収集と提供
  • 盗難車の海外流出防止施策の推進等

<参考>自動車盗・オートバイ盗の発生状況(警察庁調べ)



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