一般社団法人日本自動車工業会（会長：豊田 章男 以下、自工会）は3月30日、横断歩行者保護啓発プログラム「安全は、ワタシが、つくる」を制作し、特設サイトに公開したと発表しました。

自工会では、交通事故死者ゼロに向け、事故実態や各種委託調査・研究に基づく車両安全対策の検討、通信・道路インフラの整備への提言、道路使用者への安全啓発等の三位一体の取り組みを推進しています。

日本の状態別交通事故死者数は、横断中の歩行者が最多であることから、事故多発4大シーン（直線単路、信号交差点・右折時、信号交差点・直進時、無信号交差点）を想定し、「安全は、ワタシが、つくる」をコンセプトに、ドライバーだけでなく子どもや高齢者を含む歩行者を対象に教育教材を作成し、啓発活動を行います。

特設サイトには、コンセプト動画1本、4大シーンにおけるドライバー・歩行者目線での啓発動画7本（それぞれ約3分）、インフラ紹介動画1本（約1分）、啓発動画に対応した教育ツールを掲載します。

制作にあたっては交通心理学がご専門の東北工業大学 太田博雄名誉教授の監修を受け、コーチングをベースに危険予測力を低下させる自分の感情（いかり、おごり、あせり、ゆるみ）を理解し、それをコントロールする教育プログラムを作成しました。

ウェブサイト上のイメージ画像

啓発動画の項目

公開URL：
https://www.jama.or.jp/operation/safety/pedestrian2023/