自工会リリース

2000年9月25日

中環審「新長期規制実施時期」の部会報告案について

(社)日本自動車工業会
会長 奥田 碩

本日、中央環境審議会より、2007年頃に予定されていたディーゼル車の排出ガスに関する新長期規制の実施時期を、2年前倒しし2005年より実施するとの部会報告案が公表された。

当会としては、3月に「PM低減車の先行投入」、「新長期規制前倒しへの積極的な対応」等ディーゼル車の排出ガス低減策を公表し、さらに9月21日には「PM低減車の先行投入」に関して、低硫黄軽油の先行供給など石油業界の自主取り組みと併せて、2003年からのディーゼル各社の市場投入計画を確認したところである。

部会報告案の新長期規制の2005年実施についても、既に公表した当会のディーゼル車排出ガス低減策に基づき対応する所存であるが、その対応にあたる自動車メーカーの技術開発を一層促進するうえから、新長期規制の規制値や試験法について早期に決定されるようお願いしたい。

以上


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