自工会リリース


1998年4月16日

(辻会長)

国内自動車販売の動向について

  • 4月15日現在で前年比8%のマイナス。
  • 国内需要は、4月としては今のところ見当がつかないが、良くて横這いでマイナスになるとは思いたくない。
  • 上半期としては、自工会見通し通り、前年同期比でプラスになると考えている。政府の追加景気対策の効果は、下期に出てくると考えている。上期については楽観していない。

「自動車に対する買い替え促進税制の創設」要望について

  • 自工会要望:10年超の自動車から新型車に買い替えた場合、取得価格の7%相当額を法人税額または所得税額を控除。
  • 要望の主旨は、景気対策、環境対策にある。
  • 適用期間が切れると需要が減少するが、潜在的な買い替えと需要への刺激等として、一時的にせよ景気浮揚策が必要である。
  • フランス、スペイン、イタリアでは、同主旨にて政府が10万円、メーカーが同額又はそれ以上のインセンティブをつけることで実施例がある。

雇用調整助成金の申請について

  • 自工会としては、労働省に業種指定の申請をした事実はない。但し関係各社より正式に要請があれば検討・準備することになる。
0


インデックス