自工会リリース

2000年5月18日

(奥田会長)

自工会新会長としての抱負について

  • 現在の日本の自動車工業を取り巻く状況は、いわゆるボーダレス化、グローバリゼーション、IT革命といった、物事を地球規模的に考えていかなければならない時期であると考える。
  • 現在の日本の自動車業界はかつてと違い、資本・業務の国際化が進行しており、今後は開放性・透明性をはっきりさせて運営に当たりたいと思っている。
  • 21世紀を見据えて我々に与えられた課題と、安全・環境問題、情報化は勿論のこと、21世紀においても自動車はモノづくりの中心であるという認識で、ITを如何にモノづくりの中に生かしていくかという気持ちで仕事をしていきたい。

日米自動車合意の期限切れについて

  • 政府間の問題であり、工業会としては直接この問題にはタッチしていない。我々がコメントすることは無いし、しない方が良いのではないか。

6月に総選挙があった場合の自動車産業に与える影響について

  • 選挙が政局の安定に寄与するということであるならば、早い時期に選挙をやって頂ければよいと考える。
  • 選挙が直接自動車業界に対して影響を与えるとは考えていない。

以上


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