JAMA 一般社団法人 日本自動車工業会

こんなことにも気をつけて

クルマのメカニズムはますます複雑になっています。自己流の判断は大変危険です。日頃から取扱説明書をよく読むようにしましょう。

EV、PHVを充電するときは

電気自動車、プラグインハイブリッド車を充電するときは、専用の充電器およびコンセントを使用しましょう。延長コードなどは火災の原因となりますので、絶対に使わないでください。
雨の日でも充電はできますが、大雨や落雷の可能性がある日などは、感電のおそれがあるので屋外で充電を行わないでください。また、公共の急速充電器を使用する際は、充電が完了したら速やかにクルマの移動をお願いします。

充電器・充電中の車両および給電器からの電磁波が、ペースメーカーなどの医療機器の動作に影響を与えるおそれがあります。急速充電器には近づかず、操作する場合は他の方にお願いしてください。普通充電を行う際は医療電気機器製造業者に確認してください。

クルマから電源をとって電気製品を使うときは

AC100Vの電気製品が使用できるアクセサリーコンセントを装備したクルマがあります。誤った使用は電気製品の故障や事故につながるおそれがあります。電気製品の取扱説明書も併せて読み、正しくご利用ください。

電子キーを車内に放置しないで

電子キーは車内に放置せずに、運転者が常に所持しましょう。電子キーを車内に放置した状態で電池が切れるとロックがかかる場合もあります。電池は定期的に交換しましょう。

診断機接続用のコネクターにご注意を

診断機接続用のコネクターには、後付け用品を取り付けないでください。バッテリーが上がったり、警告灯が点灯するなど、思わぬトラブルを招くおそれがあります。

最近のクルマはとても静かなので……

歩行者や自転車に乗っている人が、あなたのクルマの接近に気づかない場合があります。スピードを落として、歩行者や自転車との間隔を十分にとり、注意深く運転してください。

えっ、クルマの中で低温やけど!?

エアコンの温風に長時間当たったり、シートヒーターを長く使用すると、低温やけどのおそれがあります。特に、子ども、高齢者、皮膚の弱い方は、ご注意ください。

ドライブレコーダーを利用するときは

ドライブレコーダーはすべての状況において映像を記録することを保障するものではありません。特に下記に注意してご利用ください。(機種によっても異なりますので、取扱説明書をご確認ください)

  • メモリーカードは正しい方向でカチッと音がするまで差し込んでください。
  • ドライブレコーダーの機種により、電源ONから録画開始までの時間が異なります。
  • 安定して使用するために、メモリーカードは定期的にフォーマット(初期化)しましょう。

機械式立体駐車場では細心の注意を

機械式立体駐車場では、事故が生じた場合には重大事故になるおそれがあります。駐車装置を操作する際は、操作説明書を確認するなど、細心の注意を払ってご利用ください。

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