横断歩行者保護
横断歩行者保護プログラム
「安全は、ワタシが、つくる。」について
交通事故による死者は、歩行中が最も多く、そのうちの7割は、道路を横断するときに起きています。
横断歩行者の事故は、なぜおこるのでしょうか。
横断歩行者保護の交通安全動画を通して、ドライバーや歩行者など、道路利用者が自分を見つめなおすきっかけとなり、交通事故の減少につながることを願い、動画を制作しました。
このページの下部より、ダウンロードできる映像もありますので、交通安全教育の現場などでもご利用いただければと思います。
横断歩行者保護 交通安全コーチング
「横断歩行者保護 交通安全コーチング」は、交通事故が多い4種類の歩行者が横断するシーンに分かれており、ドライバーと歩行者の、それぞれの視点とそれぞれの感情を表現した映像となります。気を付けたいポイントなど、ぜひ、チェックしてみてください。
1-1_直線単路での危険_ドライバー編
感情コントロール:イライラ (3’34")
1-2_直線単路での危険_歩行者編
感情コントロール:おごり・過信(3’49")
2-1_信号交差点・右折時での危険_ドライバー編
感情コントロール:ゆるみ (3’18")
2-2_信号交差点・右折時での危険_歩行者編
「あぶない!こうつうじこのヒミツ」(2’35“)
※小学生向け
3-1_信号交差点・直進時での危険_ドライバー編
感情コントロール:おごり (3’03")
4-1_無信号交差点での危険_ドライバー編
感情コントロール:あせり (2’58")
4-2_無信号交差点での危険_歩行者編
感情コントロール:ゆるみ (3’21")
インフラ紹介動画(1’05")
生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備の更なる推進を図るため、最高速度30km/hの区域規制「ゾーン30」とハンプ等物理的デバイスとの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域を「ゾーン30プラス」として設定し、道路管理者と警察が連携しながら整備を進めています。
〈交通安全教育をされる皆さまへ〉
横断歩行者保護 交通安全素材のご提供
このページで紹介している「横断歩行者保護 交通安全コーチング」の映像素材を、交通安全教育の現場でご利用いただけます。
また、東北工業大学名誉教授の太田博雄先生監修のもと、各映像素材にあわせた交通安全教育ツールもご用意しました。
交通安全教育の現場で、ぜひ、ご活用ください。
ドライバー向け
歩行者向け
動画 | 参考 | インストラクター 手引書 |
受講者用 ワークシート |
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1-2_直線単路での危険_歩行者編 感情コントロール:おごり・過信(3’49") |
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2-2_信号交差点・右折時での危険_歩行者編 「あぶない!こうつうじこのヒミツ」(2’35“) ※小学生向け |
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4-2_無信号交差点での危険_歩行者編 感情コントロール:ゆるみ (3’21") |
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〈監修〉

東北工業大学 太田博雄名誉教授
●監修にあたって
道を歩いていたら水たまりがありました。あなたはこの水たまりを飛び越えようとしています。転ばないように、濡れないように飛び越えるために何が必要でしょうか?
水たまりの幅や足元の土の滑りやすさを知る必要がありますね。そして、自分の飛べる力を知っていなければなりません。自分を取り巻く外側の世界と自分自身の能力・特性についての両方の理解があって初めて無事に水たまりを飛び越えることができます。
このことは交通安全にも当てはまります。
ドライバーには交通場面での危険予測力が求められますが、この危険予測力はイライラやあせりなどの感情状態によって低下してしまいます。歩行者も同様です。いつも慎重な方であってもイライラやあせりによって周囲への注意力が低下し、危険な横断をしてしまうことがあります。自分がどんな感情を持ちやすいか、そしてその感情がどのような危険行動をもたらすかをきちんと知ることが大切です。
自分の弱点を直すことは容易でありませんが、自分の弱点を知ることはリスク行動を抑えることに繋がります。私たちは「自分を知る。安全は私が作る。」をコンセプトにして交通安全のための感情コントロール教育プログラムを開発しました。ご利用の上、ご意見を頂ければ幸いです。