四輪車
生産
四輪車生産台数は823万台
2024年の四輪車生産台数は、前年より8.5％減少して823万5千台となりました。乗用車は前年より8.1％減少して713万9千台となり、うち普通車は5.5％減の475万2千台、小型四輪車は14.9％減の113万3千台、軽四輪車は11％減の125万5千台でした。トラックは前年より11.8％減少して99万5千台、バスは前年より4.3％減少して10万1千台でした。
2024年の車種別生産台数と構成比
四輪車生産台数の推移
四輪車生産金額の推移
四輪車生産金額
資料：経済産業省
四輪車生産台数
注：1.車種区分は道路運送車両法による分類（参照）。 2.1979年より「KDセット」を除く。「ＫＤセット」とは、1台当たりの構成部品価格が60％未満のもので、1988年より部品扱いとなっている。
日本自動車工業会、経産省生産動態統計調
販売
四輪車販売台数は442万台
2024年の四輪車新車販売台数は、前年より7.5％減少して442万1千台となりました。乗用車は前年より6.7％減少して372万5千台となり、うち普通車は0.1％減の175万6千台、小型四輪車は14.1％減の76万8千台、軽四輪車は10.4％減の120万2千台でした。また、トラックは前年より11.8％減少して68万6千台、バスは前年より20.1％増加して1万台となりました。
2024年の車種別新車販売台数と構成比
四輪車新車販売台数の推移
軽自動車の車種別販売台数推移
資料：全国軽自動車協会連合会
四輪車新車販売台数
注：1.2002年まではシャシーベース、2003年からはナンバーベース調。 2.大型特殊車を含まず。トラックには特種用途車を含む。 3.輸入車を含む。
資料：日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会
輸入車販売
四輪輸入車販売台数は32万台
2024年の四輪輸入車販売台数は、前年より3.0％増加して32万1千台でした。乗用車は前年より8.6％増加して30万1千台、商用車（トラック・バス）は前年より42.4％減少して2万台となりました。また、輸入中古車販売台数は、前年より0.9％増加して56万1千台となり、うち乗用車は前年より1.1％増加して53万9千台、トラックは前年より2.4％減少して1万9千台となりました。
輸入車販売台数推移
資料：日本自動車輸入組合
自動車輸入台数（通関実績）
注：その他とは、特種（殊）用途車、原動機付シャシー。
資料：財務省「貿易統計」
輸入中古車販売台数
中古車販売
四輪中古車販売台数は649万8千台
2024年の四輪中古車販売台数は、前年より1.0％増加して649万8千台となりました。乗用車は前年より1.1％増加して546万3千台となり、うち普通車が5.5％増の197万6千台、小型四輪車が0.7％減の122万2千台、軽四輪車が1.4％減の226万5千台となりました。トラックは前年とほぼ同じで94万6千台、バスは前年より7.7％増加して1万1千台となりました。
2024年の車種別中古車販売台数と構成比
新車・中古車別四輪車販売台数の推移
中古車販売台数（中古車新規＋移転＋名義変更）
注：1.車種区分は道路運送車両法による分類（参照）。 2.輸入車を含む。 3.その他は、特種用途車・大型特殊車・小型三輪貨物車の合計。 4.特種用途車とは、緊急車、寝台車などの登録番号（8）に相当するもの。特殊車とは、除雪車、トラクターなどの登録番号（9）もしくは（0）に相当するもの。
資料：日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会
保有・普及率
四輪車保有台数は7,874万台
2024年12月末現在の四輪車保有台数は、前年より0.02％減少して7,874万3千台となりました。乗用車は6,232万1千台でした。そのうち普通車が2.1％増の2,136万2千台、小型四輪車が3.0％減の1,745万4千台、軽四輪車が0.5％増の2,350万5千台でした。トラックは0.2％減の1,440万2千台、バスは1.0％減少して20万9千台でした。自動車の平均使用年数（2024年3月末）は、乗用車が13.32年、トラックが16.08年、バスが19.18年となっています。
2024年末現在の車種別保有台数と構成比
四輪車保有台数の推移
都道府県別自家用乗用車の100世帯当たり保有台数（2024年3月末現在）
注：軽自動車を含む。
資料：自動車検査登録情報協会
乗用車の初度登録年度別保有台数（2024年3月末現在）
車種別平均車齢推移（各年3月末現在）
車種別平均使用年数推移（各年3月末現在）
注：1.平均車齢：現在使用されている自動車の初度登録からの経過年数の平均。 2.平均使用年数：自動車を初度登録してから抹消登録するまでの平均年数。 3.上記3表は軽自動車を除く。
資料：自動車検査登録情報協会
自動車保有台数（各年末現在）
注：1.特種用途車とは、緊急車、寝台車、冷蔵・冷凍車、タンク車、工作車、移動無線車などの登録番号（8）に相当するもの。 2.特殊車とは、雪上車、除雪車、トラクター、ブルドーザー、ロードローラーなどの登録番号（9）もしくは（0）に相当するもの。 3.三輪車は、乗用車、トラック、特種（殊）用途車の三輪車合計。
資料：国土交通省
輸出
四輪車輸出台数は422万台
2024年の四輪車輸出台数は421万7千台となりました。乗用車は前年より4.0％減少して382万台、トラックは前年より12.6%減少して29万8千台、バスは前年より4.2%減少して9万9千台となりました。
2024年の車種別輸出台数と構成比
四輪車輸出台数の推移
四輪車の仕向地別輸出台数推移
注：北米にはアメリカ分を、欧州にはEU分をそれぞれ含む。
四輪車輸出台数
注：1.車種区分は道路運送車両法による分類（参照）、財務省調と一部異なる。 2.国産新車の船積実績（四輪車メーカー分）。 3.1979年より「ＫＤセット」を除く。「ＫＤセット」とは、1台当たりの構成部品価格が60％未満のもので、1988年より部品扱いとなっている。 4.2017年12月実績より、一部会員メーカー台数を含まない。
日本自動車工業会調
仕向地別輸出
アジア・中近東・大洋州向けが増加した四輪車輸出台数
2024年の四輪車輸出台数を仕向地別で見ると、アジア向け（58万3千台）、中近東向け（52万6千台）、大洋州向け（47万3千台）で増加し、欧州向け（66万3千台）、北米向け（160万1千台）、中南米向け（26万5千台）、アフリカ向け（9万6千台）が前年より減少しました。
2024年の四輪車仕向地別輸出台数と構成比
注：合計にはその他向けの8,795台（0.2％）を含む。
四輪車の仕向地別輸出台数構成比推移
注：イギリスは、2020年1月はEUに、2月以降は欧州に含み集計している。
